前ばっか見てるくらいでいいんだ 声なんか届かない街の中で どんなにか 痛い目を見続けたって 愛なんか信じてる暮らしが いいな 前ばっか見てるくらいがいいんだ 色んなことを顧みる大切さを君は言うけど 見たくもなかったものを思い出すより 広がる景色の方を見ていたいんだ 作り話でも人は泣けるし 薬は全然効かないし 君の好きなコーヒーはやけに高いけれど 世界はわりといい適当さに満ちてるのかもね 恋なんかしないとか頑なになって 引っかいた傷跡がカサブタになって 何べんも気分があやふやになって 隠してても出てきちゃう気持ちが いいな 何だって笑ってる暮らしが いいな