湘南2-4札幌

逆転ゴールは心が震えた。そのまま押し切れれば良かったけれど、相手が好調すぎて止めようがなかった感がある。

これで3連敗。目標の順位は遠く、例年通りの残留を争う位置が見えてきている。

そろそろ負傷者が戻ってくるタイミングで、そこにばかり期待していても仕方ないのだけれど、いい意味で緊張感のある競争ができることを願いたい。このタイミングでまた苦手の相手と当たることになるけれど、逆にチャンスと捉えて開き直れる強かさを見せてほしいところ。

今日も片鱗を見せた攻撃力の爆発に期待したい。

湘南1-2柏

順当負けという感じだった。

相手はとにかく結果が欲しいところで、開き直ってカウンターに徹していた。町野対策もほぼ完璧で、細かい癖まで叩き込んで臨んでこられた印象がある。こうなると途端に手が出なくなるのが今季一番もどかしく感じるあたりで、まあ台所事情が苦しいのは確かにそうではあるけれど、ここで次々にフレッシュな戦力が台頭してくるぐらいでないと、上を目指すという目標設定も絵空事に映ってしまう。

もっとも、現状期待した成長速度には達していないかもしれないけれど、若手がところどころに光るものを見せつつあるのは前向きになれる数少ない要素かもしれない。ここを乗り切った先には明るい未来が待っている、と信じるぐらいしかできることがないという話でもあるけれど。

七夕ユニフォームに関しては、もうジンクス的なことで言えば勝ち点と引き換えにいくばくかの現金を手に入れる方策ぐらいにしか思えなくなっているので、今年も買わないことで静かな意思表示としたい(買えないとは言わない)。

それにしても、細谷真大の決勝ゴールは敵ながらあっぱれだった。あれで負けたならまだ切り替えはしやすいはず。くれぐれも引きずらずに、次こそは勝利を。

神戸2-0湘南

完敗だった。

元代表があれだけ揃って、しかも90分+αをサボらず走り切るわけだから、それは強くないわけがない。こちらの攻撃も単発ではうまくいく時間がありつつ、結果に繋がらないのはひとえに経験の差を憂えるしかない。

武藤嘉紀が鬼気迫る表情で走り続けていたのが好例で、上にいるチームたるゆえんをまざまざと見せつけられた気がする。

ただ、こちらは鍵を握る中盤の主力が3人負傷というあんまりなスクランブル状態にあって、首位相手に惜しいところまでやれた点は肯定的に捉えたい。多くの若手にとって、殻を破るいい機会になったと思うし、そうしていかなければいけない敗戦だった。ここにきて違いの作れる(今日も惜しいシーンがあった)茨田の復帰という好材料もある。

次節、また下がり調子の相手ではあるけれど、ここで逆に勢い付かせるようなことがあっては絶対にいけない。台所事情が苦しいのは百も承知だけれど、創意工夫で勝ち点3をもぎ取りたい。

まずは1勝、そこから連勝で勝ち星先行を目指していかなければ、いつまで経っても目標には近づけない。必ずやれると信じて、引き続き声援を送りましょう。

名古屋2-2湘南

まさしく総力戦だった。

スタメン予定だった小野瀬がアクシデントで急遽メンバー外になり、最終的にベンチに入ったフィールドプレーヤーを全員出す展開に。全員が死力を尽くした結果の追いついてドロー、勝ち点1獲得は前向きに捉えていいと思う。

ただ、なかなか勝てていないのも現状。細かいミスで失点を重ねているところも気がかりではある。もう上位が相手だからどうとかいうレベルは脱したと思うので、順位表は気にせず勝ち点3を目指して、とことん追求していきたい。

引き続き、信じて貫きましょう。

湘南1-1横浜FM

同点ゴールは心が震えた。前節厳しい評価だった鈴木章斗だけになおのこと。

前半は見事にプレスがハマっていたけれど、ハーフタイムでしっかり修正してくるあたりはさすがに強者というところで、連続して襲ってくる前の迫力に気圧されての失点はしてやられた感があった。それでも追いついてなお攻め立てるところに確かな成長の跡は感じられたので、いかに継続できるかというところ。

まあ、そのあたりはあまり心配していないというか、まだまだやってくれそうないい予感はムンムンに漂っているので、次こそは決めきりましょう。

FC東京2-2湘南

互いに良さが出たような、ミスも散見されたので手放しでは賞賛できないような、何とも評価の難しい一戦になった。

先発&先制ゴールの仲川を筆頭に、次々繰り出される飛び道具がいちいち怖かった印象が強い。もっとも、こういう相手と渡り合って初めて上位は見えてくるので、ひたむきにやり続けるしかない。

さて次節、ディフェンディングチャンピオンをホームに迎えることになる。対戦成績に目を向けるとどうしても圧倒的な差がありそうに思えてくるけれど、そこをいかに詰めていくか。信じて見守りたい。

東京NB3-2大宮V

そんなわけで、個人的には十数年ぶりの2日連続観戦ということになった。

今回から娘のリクエストでゴール裏に。さすがに専スタは見やすくて、臨場感もあって非常に良かった。

試合は前半連続得点で楽勝ムードと思いきや、なかなか簡単にいかないのがサッカーの面白いところ。なんとか土俵際で踏みとどまっての勝ち点3ということで、適度にスリリングな、エンタメとしてはなかなかに得がたい体験ができたのではないかと思う。

昨日は帰りの電車を気にして早々に退散してしまったけれど、今日はしばらくスタジアムに残って勝利の余韻を味わった。

来週からいよいよ新しい仕事が始まるけれど、この連チャンでもらったエネルギーをうまく活かして頑張りたい。

ハッピーバースデーの選手もいたりして

湘南4-1G大阪

一時帰国中の友人&息子とウチの娘を連れて現地だった。

朝早めの時間から最寄り駅に集合し、新宿から小田急線と東海道線を乗り継いで平塚に。ラスカの葦でお土産を買ったりしてから徒歩で総合公園へ。子供たちが遊具に夢中になっている間に、オンラインオーダーしたスタグルを回収してきて、昼食を挟みつつ公園遊びを2時間ばかり。キックオフ20分前ぐらいにスタジアム入りして、遊具に夢中すぎて昼食がおろそかになっていた(そして案の定お腹を空かせた)子供らにパンやお菓子を食べさせているうちに試合開始。案の定というかフワッとした観戦スタイルになってしまったけれど、試合内容はそれ以上にフワッとしてしまっていた。

再三繰り返したプレゼントパスからのピンチを何とか凌いだことで潮目が変わったこともあり、立て続けの得点。前半だけで4得点はできすぎな感もあるけれど、町野修斗がいよいよ頼れるエースとして覚醒しつつあるのは兎も角も好材料ではある。ただ、今日に関しては正直、勝ちに不思議の勝ちありという感じで、CBのところでバタバタしてしまう悪癖がなかなか抜けないのが気がかりだったりもする。まあ、こればかりは一朝一夕にどうにかなるものでもないと思うので、新たな底上げを期待したいところではあるけれど。

町野を早めに代えて、鈴木章斗を長い時間プレーさせられたことは今後に活きてきそうな気はしている。まだちょっと駆け引きとかジャンプのタイミングとか改善の余地はありそうだけれど、センターフォワードとして十分なポテンシャルは感じられるので、実戦経験を積ませるのが今は第一というか。

何であれ、今季ホーム初勝利はスコアだけなら文句なしの圧勝で挙げられたわけで、ここから諸々上向くことを願ってやまない。個人的には手拍子メインながら後押しは(子連れの難しさを割り引いて考えれば)ある程度できた自負はあるので、この調子を維持したいところ。

さて、次は雪辱を期してメラメラ燃えているであろう、またしても難敵の本拠に乗り込むことになる。スタジアムに行けるかどうかは現状五分というところだけれど、現地であれDAZN経由であれ思いは一つ。シーズン初の連勝で、我が軍の本気を見せてやりましょう。

福岡2-1湘南

追いつかれた時点で負けに等しい流れになってしまった。

チャンスをうまく生かせないままトーンダウンして、そのまま相手を勢いづかせてしまう展開が多いのも気になる。目指している方向性は間違っていないはずだけれど、神は細部に宿るわけで、わずかなギャップが何とももどかしい。

次戦、ここまで勝ちがないのが逆に不気味な感もあるガンバ大阪を迎えることになった。今日とは逆に、ホームの圧倒的なサポートがあって初めて勝利を手繰り寄せる、綱渡りの一戦になることと思う。個人的には今季初参戦、子連れ&友人同行の7Gではあるけれど、後悔の残らないよう全力で後押ししたい。

湘南0-2京都

せわしない戦いになった。

前半は速攻が目的化してしまった嫌いがあって、互いに攻めあぐねた。後半からは相手の方が明確に目的を持って仕掛けてきたのもあるけれど、ちょっといただけない拙攻の連続で万事休す。自滅という表現がよく似合う敗戦となってしまった。

結果論ではあるけれど、ハーフタイムに交代の一手(タリク→山下で高さを出して約束事を整理するとか)が打てていればまた違ったのだろうけれど、終わってしまったことは仕方ない。最後に振り返ったとき、今日のゲームがシーズンワーストだったと思えるぐらいでないと上を目指してはいけないだろう。

平岡大陽がいよいよ覚醒しつつあるとか、山下敬大の戦術理解度が上がってきているように見えるとか、得るものもあったと思うので、次に繋げていくしかない。

これで勝敗は±0になったけれど、次節で正の方向に向かうか負の方向に向かうかでは雲泥の差があるだろう。とにかく愚直にやりきるしかない。日々の積み重ねがうまくいくことを祈りつつ来週を待ちたい。