首相辞任の報は移動中の電車で知った。
自民党を熱烈に推すわけでもないし、安倍政権を積極的に支持しているわけでもなかった。どちらかといえばまともな野党ー早く来てくれーみたいなことをよく言っていたし、今般の国民民主党の分党・玉木新党結成に関しては(膿は出しきれるのかとかメロリンとの距離感はどうなのとか色々思うところはあるにせよ)わりと支持に傾きつつあったぐらいだ。
でも、まあ。
何のかんの言われつつも、国民のために身を粉にして働いていたのは確かだし、株価とか諸々上向いた実績は間違いなくあるし、海外要人とも仲良しで安心感があったし、ちゃんとした首相ではあったように思う。
そのわりに叩かれ方が尋常でなさすぎて、見ていて辛い気持ちになることもしばしばだった。一部で未だに騒がれてるモリカケにしてみたって、やらかしたと信じるに足る何かがあるわけではないのだし。
どちらかといえば、長く続いて慣れっこになっていたせいか、程なく安倍首相でなくなることに一抹の寂しさすら感じたりする。残り1年ちょっととはいえ任期を待たずに辞するのは無念だろうし、その思いが滲む会見を見ていたら変に感情移入してしまっているというのはあるだろうけれど。
ともかくも、お疲れ様でした安倍総理。できるだけ早く、平穏が訪れますように。
あと、誰とは言わないけれど、人の不幸を喜ぶような不埒な連中にこそ天罰が下りますように。