神戸2-0湘南

完敗だった。

元代表があれだけ揃って、しかも90分+αをサボらず走り切るわけだから、それは強くないわけがない。こちらの攻撃も単発ではうまくいく時間がありつつ、結果に繋がらないのはひとえに経験の差を憂えるしかない。

武藤嘉紀が鬼気迫る表情で走り続けていたのが好例で、上にいるチームたるゆえんをまざまざと見せつけられた気がする。

ただ、こちらは鍵を握る中盤の主力が3人負傷というあんまりなスクランブル状態にあって、首位相手に惜しいところまでやれた点は肯定的に捉えたい。多くの若手にとって、殻を破るいい機会になったと思うし、そうしていかなければいけない敗戦だった。ここにきて違いの作れる(今日も惜しいシーンがあった)茨田の復帰という好材料もある。

次節、また下がり調子の相手ではあるけれど、ここで逆に勢い付かせるようなことがあっては絶対にいけない。台所事情が苦しいのは百も承知だけれど、創意工夫で勝ち点3をもぎ取りたい。

まずは1勝、そこから連勝で勝ち星先行を目指していかなければ、いつまで経っても目標には近づけない。必ずやれると信じて、引き続き声援を送りましょう。