『ぼくとパパ、約束の週末』を観た

劇場で。

1人で映画館とか10年強ぶりだろうか。

公式サイトの「ハートフルな感動作!」というキャッチが、嘘は言ってないんだけどギリギリどうかというか、自閉症児(グレーゾーン含む)を持つ親としては胸が痛くてきついシーンもちらほらというか。

ただまあ、実際のスタジアム映像をふんだんに使った観戦シーンは一サッカーファンとして心が震えるというか、ワクワクして非常に良かった。

主人公ジェイソンの、ゆっくりなんだけれどしっかりと成長していく様の再現度も高くて、子役の上手さが光る良作でもある。

公式にも載っているしネタバレにはならないと思うので書くと、「俺たちの戦いはこれからだ!」的な終わり方もまた味があるというか、より明るい未来を予感させてくれて良かった。

やはり劇場での臨場感はなかなか得がたいものがあると思うので、育児に悩むパパもママも、それ以外の人も、公開中に足を運ぶといいんじゃないかな。

個人的にジェイソンの生きづらさの鮮烈な描写に心は痛んだけれど、それでもここ数年で観た映画の中では上位に入る程度にはおすすめできるかな。

円盤も楽しみ(すっかり買う気でいる)。

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