神戸3-0湘南

文句の付けようがないほどの完敗だった。まあ、この一戦に賭けるものは文字どおり段違いだったわけで、そんな相手の凄みに飲まれてしまうのも無理のないことではあるけれど、やはり悔しいものは悔しい。一矢報いることすらかなわない今の実力を謙虚に受け止めて、粛々とやっていくしかない。

山田直輝や阿部浩之といった、重要な役割を果たしてきたベテランがチームを離れることや、地味にではあるけれど大岩一貴の連続得点記録が途絶えたことも、転換期に入ったことを端的に示しているように思える。これまで蒔いてきた種をどう育て、どう結果に繋げていくか。来季はきっと真価を問われるシーズンになると思う。月並みな表現ではあるけれど、今日見せつけられた力の差を追いつき追い越していくための戦いはもう始まっている。来季は一つでも多く喜びたいし、より見晴らしのいい場所に立ちたい。ベルマーレここにあり、と誰もが唸るような、堂々たる姿を見せてほしい。

ヴィッセル神戸の関係者各位(特に齊藤未月)におめでとうと、来シーズンこそは見てろよの一言を添えて雑文の締めくくりとしたい。マジで見てろよ……!!