川崎1-1湘南

まさに痛み分けという感があった。

返す返すも前半いい流れの中で決めきれなかったのが惜しまれるけれど、上昇気流に乗れる下地は整ってきたかなと思う。

幸い新戦力・復帰組がクオリティを底上げする好循環ができているので、切り替えやすさはあるのかなとも思える。

ここで足踏みをしないのが強いチームの条件になる。しっかり積み上げていきましょう。

湘南2-2横浜FC

前半は一つの理想形が垣間見えたように思った。しっかりとプレスがハマり、最後方からの飛び出しもガンガン決まり、裏返されても新加入の小野瀬を中心に気の利いた顔出しでしっかりケア。このままいけば勝利は堅いと確信していたのだけれど、なかなか試合を通じて強度を保つのは簡単ではないようで、何というか残念な結果に。

本当に強いチームは悪いなりに勝ち点を積んでいけるもので、まあチャンスを落ち着いて沈める強かさが足りなかったのが全てという感がある。

次の川崎も、昨季はダブルを達成したとは言っても難敵であることは間違いない。しっかり地に足をつけて、また地道に積み重ねていきましょう。

鳥栖1-5湘南

うおおおおお首位!!!

まあVARに救われたところで相手の隙をうまく突けたとか、運もあるのであまり楽観しすぎは良くない。特に守備はまだまだ改善点も多そうだし。

それはともかく、本当の意味で湘南圧勝、実に素晴らしい。この勢いをしっかり後に繋げていきましょうね。

.WEリーグを観てきた

家族3人で。

先のW杯以来、娘のサッカー熱が冷めない。加えて、寝かしつけに話している即興創作童話のストーリー中では岩清水梓がスーパーヒーローみたいになっていて、一度は生で観たいという話になっていた。年も明けて今日、ようやく実現の運びとなった。個人的にもまあまあ長いサッカーファン歴の中で初めての女子サッカー生観戦ということになった。

日テレ・東京ヴェルディベレーザvsマイナビ仙台レディースの一戦、正午から会場内のイベントを楽しんだりした後、まずまずの席を確保していざ観戦。

愛息と入場の岩清水梓、控え目に言ってスーパーかっこいい

TV観戦だとどうしても男子比でスピード感やパワーが物足りないような印象があったのだけれど、生(しかもピッチの近い西が丘)だとやはり迫力があって面白く感じた。

試合はスコアレスドロー。勝利時限定のサインボール投げ入れが実現しなくて娘はちょっと残念そうではあったけれど、総じて楽しめた様子だった。

春からはサッカーを習わせる方向で話が進んでいる。果たして憧れのお姉さんたちと肩を並べる日はやってくるか。暖かく見守りたい。

カタールW杯雑感

まだ大会は終わっていないけれど。

個人的にはドイツ大会以来の、日本戦すべてをリアルタイム視聴した大会だった。

ベスト16の壁は越えられなかったけれど、森保ジャパンの戦いぶりは間違いなく期待以上のものだった。ただ、やはり贔屓チームから選ばれた選手が出場機会ゼロに終わってしまうと、肩すかしというか消化不良感が否めない。まあ、この悔しさをバネに、彼も我々もさらなる高みを目指していくしかないか。

次回からはレギュレーションの大幅変更などもあってまた違った楽しみ方になるのかなとも思うけれど、地球の反対側で開かれる大会だけに(ちゃんと就業できていたら)今回よりもリアタイがきつくなりそうではある。まあ、次は録画も駆使しつつ親子で楽しむかな。

ともあれ、代表の皆さんお疲れ様でした。胸を張って帰ってきてください。

日本代表 カタールW杯決勝トーナメント進出に寄せて

どの試合も簡単ではなかった。

特にスペインは守備のオートマティズムが尋常でない完成度で、前半終盤からのやや中だるみした感じがなかったら逆転は難しかったと思う。それでも予期せぬことが起こるのがサッカーの面白さで、とにかく勝ち上がりが決まったことを喜びたい。

ここからは、前人未到の領域へと進んでいくための闘いになる。26人全員が死力を尽くす必要があるし、その中には町野修斗の活躍も含まれているはず。秘密兵器を秘密のままで終わらせる愚将は日本にいないはず。さあ、面目躍如といこうじゃないですか。

スペイン戦終了後に起きてきた娘、一緒に観たコスタリカ戦あたりからサッカー熱が高まっているらしくユニフォームをねだられたりして嬉しい悲鳴というか何というか。とりあえずいいボールを買ってきて蹴るあたりから着手してみたい。

町野修斗 カタールW杯日本代表選出に寄せて

ついにこの時が来た。

いつだって全力で取り組んできた。

得点ランクでは堂々のJ1リーグ2位。そのゴールでたくさんの喜びをもたらしてくれたけれど、その陰でたくさんの試練を乗り越えてきたことを我々サポーターは知っている。血のにじむような努力がこうして報われたことが、ただひたすらに嬉しい。

中山雄太の負傷離脱は一サッカーファンとして心から残念に思っていただけに、手放しでは喜べない。それでも、マチなら必ず代表の力になれると、自信と誇りを持って送り出したい。

まだまだ越えないといけない壁は多い。本番で出番が巡ってくるかどうかもわからない。それでも、今、確かに湘南ベルマーレの歴史に、新たな1ページが刻まれた事実は揺るがない。

マチ、どうか君らしく、気負わず堂々と戦ってきてほしい。世界を相手に暴れてこい。そして、願わくは来季も湘南戦士としてさらなる飛躍を。

柏1-2湘南

今日もチームとしてしっかりと戦えていた。とにかく、残留決定をまずは喜びたい。

町野が得点王になれなかったのは残念だったけれど、まあ個人もチームもタイトルは来年の宿題としておこう。

まだまだ良くなる予感があるだけに、今季がこれで終わってしまうことに一抹の寂しさはある。ともあれ、ストーブリーグでもいい働きに期待したいところ。

ここからまた、頂点を目指していきましょう。

湘南3-0鳥栖

素晴らしい試合運びだった。

連動した守備がとにかく素晴らしい。マークの受け渡しも目立ったミスがほとんどなくて、出色の出来だった。

こういういい試合の後がなかなか続かない今季だけれど、最後はとにかくがむしゃらに、ひたむきに勝利を目指していくしかない。

さあ、今シーズンも笑顔で終えよう。

神戸1-0湘南

やはりと言うべきか、簡単にはいかなかった。

互いに過密日程ではあったけれど、神戸のタレント力でああもシンプルに痛いところを突いてこられると、こちらの方が疲弊するばかりでどうにも手詰まりという感が否めない。ノエスタの芝が相変わらずひどいとか言い訳はいくつも思いつくけれど、まずは自分たちに矢印を向けて、残留争いを楽にしてくれたはずの6ポイントマッチを制することができなかった反省は残り2試合に活かしていくしかない。

最後を連勝でフィニッシュできれば無条件に残留が決まる。あまり得意なシチュエーションではないかもしれないけれど、ミッションはシンプル。しっかり心身を整えて、何としても必勝を期したい。