磐田1-0湘南

執念で負けた。

代表組は疲れがあるなりに精一杯を見せていた。いつもよりミスが出るのは仕方ないこととして、取り戻す気合いはちゃんと見せられていたし、攻撃のアイディアも豊富に出せていた。ただ一つ、執念で上回られてしまった、その結果の失点であり敗戦だったと思う。

再び苦しい立ち位置に逆戻りしてしまったけれど、今一度、らしさを出すためのベストを追求していくしかない。まずは立て続けにやってくる6ポイントマッチ、次節は必ずや前半戦の雪辱を。

湘南0-0福岡

E-1選手権の日本代表に3人が選出される吉報が届いて数日。勢いそのままに行きたいところではあったけれど、なかなか難しいゲームになった。

特に前半はこぼれ球をことごとく拾われ(前とか本当に嫌なところにいて脅威だった)、90分を通じて得点の匂いがしていたのは圧倒的に相手の方だった。正直、展開を考えると引き分けでも御の字という感があった。

ただ、新加入の阿部浩之と中野嘉大がいずれも即戦力になっていて、大いに期待を抱かせてくれたのは光明だった。このチームにこの時期に途中加入ということは、やはりそれだけのことはあるというか。

とはいえ攻撃のアイディアはもう少し、あと一工夫。落とせない戦いが続いていくけれど、何としても意地を見せたいところ。引き続き愚直にやっていきましょう。

広島1-1湘南

今節も熱戦だった。

相手は前節から9人を入れ替える大胆なターンオーバー、若手主体ではあったもののギラギラしたものがあったし、後半途中からは完全に走り負けていたし、引き分けで御の字という感じだった。まあ、致し方なし。むしろシーズン序盤の出来なら押し切られていただろうし、そういう意味では確かな成長を感じられたのを良しとすべきだろう。

次からは順位の近い相手との対戦が続く。引き続き負けられないし、確実に勝ち点を積み上げていかなければならない。連戦の疲れをうまく癒して、次もまた全力で。

湘南1-0G大阪

得点は半ばアクシデントのような形だった。

J1デビューのGK馬渡が足を吊り、退場者も出すなど、まさしく満身創痍。それでも死力を尽くしてもぎ取った勝ち点3だった。順位もじわじわとステップアップで、いよいよ見える景色が変わってきた。

次も好調の相手だけれど、今のベルマーレならどことでも堂々やり合える期待感がある。さあ、まだまだまくっていきましょう。

湘南0-0名古屋

息つく間もないほどの熱戦だった。カウンターの応酬は客観的に見て凄みがあったし、前回はスコア以上に完敗だった相手を、あと少しで仕留められそうなところまで持っていけた。

ただ、ゴール前で攻め急いだり、逆にちょっと持ちすぎてこじ開けられなかったり、今日に関してはフィニッシュの最適解を導き出せなかったのが惜しいところだった。

ともあれ、つまらないミスが劇的に減って、堂々とした戦いを見せられるようになってきたのは兎も角も好材料だと思う。次は前回の雪辱に燃えているであろう相手だけれど、この際関係ない。しっかり叩いて再び連勝モードに入っていこう。