湘南3-2鹿島

0-2になった時点で大勢は決したかに見えた。それでも気持ちを切らすことなく戦い抜いて、前半のうちに1点差、後半には一気呵成に同点・逆転と奪いきったイレブンを本当に頼もしく思ったし、誇らしく感じた。

相手は中2日の連戦(しかもメンバーの入れ替えも最小限と聞く)でヘロヘロだったという事実を差し引いてもなお、苦手の相手に大逆転勝利を収めたことは間違いなく明るい未来を切り開く端緒となった。交代策でギアを落とすことがなくなっているのもポジティブな要素で、まあルイスフェリッピはもうちょい競り勝ってくれんかとか言いたいこともあるにはあるけれど、今できる精一杯をやりきれば結果もついてくるという自信が得られたことは限りなく大きい。

次節、前半戦で悔しい敗戦を喫した因縁の相手との再戦になる。娘の推しとかはいったん置いておいて、リベンジを果たし、天皇杯も含めた今季の対戦戦績を勝ち越しとするしかない。きっと締まったいいゲームになると思うし、そうした中で活路を見出せるベルマーレであると信じたい。今節の劇的勝利が連勝のスタートになることを願ってやまない。大丈夫、絶対やれる。やり抜いて、必ずや再びの歓喜を。