湘南2-1広島

前半のゴール取り消しで気持ちを切らさなかったことがすべてだったと思う。

がむしゃらに前へ前へと邁進していくイレブンの姿は本当に胸を打たれたし、報われて良かったという安堵感もある。こういうゲームが観たくてサッカーファンをやっているというか、サポーター冥利に尽きる、会心の首位撃破だった。DAZN観戦でも伝わってきた熱の入りよう、実にあっぱれ。

暫定とはいえ順位は13位までジャンプアップ。もう二度と、下は向かない。まずはさらなる連勝の継続と、一つでも上を目指すための全力を。

東京V0-2湘南

後半序盤の追加点がなければ、どう転ぶかわからない展開だった。紙一重という感じではあったけれど、チャンスを確実に仕留める強かさが出せたのは間違いなく成長の賜物で、ここに至ってなお伸びしろを感じさせるチーム力に唸らされた。

とはいえ、まだ何かが決まったわけでもない。2週間のインターバルがあって迎える次節、対するは絶好調の首位。相手の勢いをいなし、逆に食ってやるぐらいの意気込みを見せてほしいし、それができれば自ずと未来は切り開ける。

伸び伸びと、でも綿密に、湘南らしさの溢れる好ゲームを期待したい。何としても、連勝の継続と、さらなる高みを目指す熱戦を。

湘南3-2鹿島

0-2になった時点で大勢は決したかに見えた。それでも気持ちを切らすことなく戦い抜いて、前半のうちに1点差、後半には一気呵成に同点・逆転と奪いきったイレブンを本当に頼もしく思ったし、誇らしく感じた。

相手は中2日の連戦(しかもメンバーの入れ替えも最小限と聞く)でヘロヘロだったという事実を差し引いてもなお、苦手の相手に大逆転勝利を収めたことは間違いなく明るい未来を切り開く端緒となった。交代策でギアを落とすことがなくなっているのもポジティブな要素で、まあルイスフェリッピはもうちょい競り勝ってくれんかとか言いたいこともあるにはあるけれど、今できる精一杯をやりきれば結果もついてくるという自信が得られたことは限りなく大きい。

次節、前半戦で悔しい敗戦を喫した因縁の相手との再戦になる。娘の推しとかはいったん置いておいて、リベンジを果たし、天皇杯も含めた今季の対戦戦績を勝ち越しとするしかない。きっと締まったいいゲームになると思うし、そうした中で活路を見出せるベルマーレであると信じたい。今節の劇的勝利が連勝のスタートになることを願ってやまない。大丈夫、絶対やれる。やり抜いて、必ずや再びの歓喜を。

湘南1-2C大阪

またしても爆弾が爆発してしまった(5ch用語)。

3ヶ月近く勝てていないという絶不調の相手に、小さな綻びをしっかり突かれて無惨な逆転負け。もうこんな試合を繰り返しては絶対にいけないし、連敗も速やかに止めなければいけない。

こういう難しい状況ほど火事場の馬鹿力が出せるベルマーレを何度となく目撃してきたので、今回もやれると確信している。

次もまたまた難敵を迎えてのホーム連戦になるけれど、これ以上、本拠に集うサポーターの期待を裏切るようなことがあってはならない。今度こそはすべてを注ぎ込んで、歓喜の瞬間を。

新潟3-1湘南

スコア以上の完敗だった。ボール保持に関しては相手に一日の長があることは織り込み済みではあったけれど、それ以上に勝ちたいという執念で上回られてしまった感が否めない。こちらとしても勝つための準備に怠りはなかったと思うけれど、結果としては相手の好きなようにやらせてしまったわけで、今一度、自分たちにできること、やらなければいけないことを見直すきっかけにしてほしいというか、していかなければいけない。

次節、またしても難敵を迎えることになる。がむしゃらに、ひたむきにやり切った先に歓喜の瞬間は待っているはずだし、そのためにできることはすべてやる気でいかないといけない。

再終盤、一矢報いた阿部浩之のゴールが、必ず反撃の狼煙になる。選手を、スタッフを、ベルマーレに関わるすべての人の頑張りを信じて、久々のホームでの勝利を待ちたい。

鳥栖1-2湘南

まさに執念でもぎ取った勝利だった。

台風で不確定要素が多くなる中、チームは移動を大幅に前倒しする決断を下していた。練習場所の確保など難しい部分も多かったと聞くけれど、この一戦に賭ける思いがひしひしと伝わってきたし、絶対に勝つんだという意気込みも滲んでいた。それだけに課題のセットプレーで同点に追いつかれたときは運命を呪いたいような気持ちにもなったけれど、最後まで諦めなかった我が軍に勝利の女神は微笑んだ。

正直ホッとした一勝ではあったけれど、下がつかえているだけに一瞬の油断が命取りになる。良かった部分はそのまま活かしつつ、反省すべきは反省して、今年2つめのシーズンダブルを達成するしかない。代表ウイーク明けの次節、何をおいても連勝を。

湘南0-1名古屋

連敗を止められなかった。

久々に娘を連れて現地だったのだけれど、寝不足かつ地区祭の手伝い帰りという劣悪なコンディションにしては(声が枯れていたので手拍子メインだったとはいえ)しっかり後押しができたという自負はある。満員御礼のサポーターはちゃんと戦えていたと思う。

ただまあ、サッカー的にはこうも徹底して対策してこられるとなかなか厳しいのが現状で、いいようにいなされてしまった感がある。もちろん、やっていることに自信は持つべきだし、そこがないとスタートラインにすら立てないわけで、何とかマネージメントをしてもらうしかない。

立て続けのシックスポインター、次こそは絶対に負けられない(引き分けでもいけない)超重要な一戦になる。きっと死闘になるだろうけれど、7月の躍動を今一度思い出して、必ずや物にする戦いを。

湘南1-2柏

天敵・細谷に先制点を取られるのは仕方なかった。ただ2失点目は明らかに余計で、一瞬の隙と表現するほかないように思えるけれど、本当にその一瞬が勝敗を分けた格好になったのが何とも口惜しい。

先月から続いていた無敗記録もいったんストップとなった。また一から積み上げていくしかないし、それができるベルマーレだと信じている。苦しい台所事情の中、天皇杯も含めて連戦になるけれど、後悔のないようやり切ってくれることを祈るばかり。

ホームに戻って迎える名古屋戦、久々に子連れで参戦となる。親子のしがらみもない一戦、何をおいても必勝を。

町田0-1湘南

相手が嫌がることを徹底してやり続けるという意味では相手に分があった。久々に保持できる時間が短く、ぶつ切りになってしまうストレスとの戦いにもなったけれど、本当によく耐え忍んだと思う。心から我が軍が誇らしい。

欲を言えば追加点が欲しかったとか、まだまだ改善の余地はあるけれど、そこは伸びしろと言い換えてもいい。次節、またも苦手の相手をホームに迎えることになる。勝って兜の緒は締めて締めすぎることはあるまい。さらなる連勝劇と、湘南サッカーの神髄を見せてほしい。必ずや。

湘南1-1福岡

中断明け、迎えた難敵はやはり最大の難敵だった。圧倒的に保持しつつも気持ち良くフィニッシュまではなかなかいけず、やっともぎ取った虎の子の1点も完璧なセットプレーで振り出しに戻されてしまうという、呪術的ですらある試合運びの妙に唸らされるしかなかった。

中3日、息つく間もなく次節はやってくる。負け知らずの相手とはいえ目下首位、簡単にいくわけがないけれど、近場のアウェイなのはポジティブな要素ではある。何としてでも勝利して、ヒリつく混戦を抜け出し、さらなる高みを目指したい。今のベルマーレなら必ずやれる。最後まで信じ抜きましょう。