清水3-0湘南

完敗だった。メンバーはもちろんスコアも違うのだけれど、2010年のアウェイで対戦したときに為す術なくボコボコにされて降格が決まった試合をうっすらと思い出すようなやられっぷりだった。

我々が思っていたほど、あのときからの歩みは一足跳びに順調にいっているわけではないのかもしれない。ただ、今一度思い知らされた現在の立ち位置をしっかりと自覚して、また粛々とやっていくしかない。

不幸中の幸いというか、新加入の奥埜博亮も小田裕太郎も、もう少し実戦を重ねれば重要な戦力になってくれそうなので、また新たな種を蒔きつつ実直に勝ち点を積み重ねていきたい。

次節、いやらしいことをしてくる印象の強い知将と相見えることになる。相手がどこであれ、また開幕当初のようにワクワクする試合を期待したいし、ベルマーレならできると信じている。願わくは、連戦のきつさを楽しさに変えるぐらいの熱戦を。