~そして転活へ~

職場を辞めることになった。

原因は色々あるのだけれど、職場の環境があまりに非合理的で、非効率的で、また学生の大半はモチベーションが地に落ちていてやりがいもなく……といったことに端を発して、とにかく正常に仕事を続けるのが無理になってしまった。

退職を見据えつつ休職、という流れになり、来年度からの新しい仕事を早急に見つける必要が出てきた。アカデミックポストはなかなか空きが出ない現状もあって、今度こそは一般職への転換を余儀なくされそうなのだけれど、まずは心身ボロボロな状態を何とかするのが先決ではある。

とりあえず、かかりつけ医と相談しながら障害者手帳を取得して、いい感じの雇用に巡り会えるよう頑張ろうと思っている。

そんなこんなで戦いは続く。

湘南0-0浦和

勝てない試合ではなかった。

監督不在も感じさせない、堂々たる戦いぶりを見せてくれた。

ただ、こうも決めるべきところを決めきれず、カウンターの応酬になってしまうと、いくら日程的に有利と言っても最後の最後まではパワーを振り絞れなくなってしまう。ないものねだりをしても仕方ないけれど、もう一歩、試合を落ち着かせる策が打てていたなら、また結果は大きく違っていたように思える。

何であれ、残り5試合。愚直に、一つでも上を目指していくしかない。信じて貫こう。

清水1-1湘南

最後は執念だった。

失点シーンはまさしくエアポケット。ただ、神は細部に宿るというか、明確な意図のないボールをしっかり拾われて確実に決められるというのは残念なものがある。

攻め続けるもこじ開けられず、このまま終戦かと思われた最終盤、今季なかなか結果が出ていなかったウェリントンの見事な一発。本当に執念が実った同点弾だった。

死力を尽くして3連戦を終え、残りは6試合。まだまだ上を目指していかなければいけないし、その意味で言うと今日も勝ちたかったのが本音ではあるけれど、それでもこうして積み重ねたものを大事に活かしていくしかない。

さあ、再びホーム。次こそは雪辱を。

横浜FM3-0湘南

結果は残念きわまりないものではあったけれど、堂々と戦えてはいたと思う。

兎も角も、仲川輝人が脅威と言うほかない。あそこまで攻守に違いを出す個の力はウチにはないけれど、まあ、ないものねだりをしても仕方ない。

1点目のようなイージーなミスを繰り返さないのは当然として、いかにトータルで上回るか。

次も近年なかなかいいイメージの抱きにくい相手ではあるけれど、ここを試金石として上を目指していくしかない。

今一度、一丸となって戦い勝利できるチームであると信じたい。

湘南2-1川崎

魂が震えるような一戦だった。

攻めてはテンポ良く繋ぎ、守ってはしっかり締めて、たった一つの失点シーンを除けばパーフェクトにやり切ったと思う。

とにかく身体を張った守備が光った。向こうも負けじと守ってきたけれど、最後の執念で勝ってのシーズンダブル。完璧と言うほかない。

またすぐ次の試合がやってくるけれど、この勢いを必ず活かしていかないといけない。

さあ、雪辱を果たすときはすぐそこだ。