浦和4-1湘南

前半を2点ビハインドで終えた時点で勝負ありという感じになってしまった。太田修介に初ゴールが出たのは数少ない好材料ではあったけれど、淡々と失点を重ねる姿は何とも空しかった。

今月からの新加入組(太田以外にもポープ・ウィリアムと松本大弥が加わっており、今日は契約上出場できなかった二田理央と吉田舜もいる)も試合に出ればそれぞれに個性を見せてくれてはいるけれど、個々の良さを最大限に活かすためにベストな準備ができているのかと言うと疑問符が付く。

まあ、ここまで少しずつであれ積み重ねてきたものを今になってかなぐり捨てるのは得策ではないと思うので、半月強の中断期間に最善を尽くせることを祈るほかない。

リーグ戦も早いもので残り14試合になり、得失点差はワーストタイ、降格圏とは勝ち点差わずか3と厳しい状況ではあるけれど、こういう逆境を何度でも乗り越えてきた強さがベルマーレにはある。今年もまた、最後に笑えるように。まずは次節、天敵を軽くいなして堂々と勝利する我が軍の姿を期待したい。