福岡1-0湘南

幕切れはあっけなかった。アカデミー育ちの選手に決勝点のPKを決められての敗戦は今季のうまくいかなさを象徴しているようで、何とも言えない気持ちになった。

ここ数試合、獅子奮迅の活躍を見せていた真田幸太の果敢なチャレンジが被弾に繋がるのであればそれはもう誰を責めても仕方のないことで、ただここまで勝てない、攻撃に手数をかけすぎる、最近やっと改善してきたけれど守備もガタガタという悲惨な状況をもたらした元凶は絶対に潰さなければ明るい未来には繋がらない。たとえそれがどんな功労者であっても、かつての象徴のような存在だとしても。

ともかくも降格は決まってしまった。残り3試合、できる限り多くの種を蒔き、それが芽吹く春を待つことしかできないので、チームには今度こそ一丸になって取り組んでもらいたい。

ホーム新潟戦、長距離移動の翌日で辛さはあるけれど、一つの答えを確認するためにも馳せ参じる所存。何としても、最後の意地を見せてほしい。

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