湘南4-1G大阪

一時帰国中の友人&息子とウチの娘を連れて現地だった。

朝早めの時間から最寄り駅に集合し、新宿から小田急線と東海道線を乗り継いで平塚に。ラスカの葦でお土産を買ったりしてから徒歩で総合公園へ。子供たちが遊具に夢中になっている間に、オンラインオーダーしたスタグルを回収してきて、昼食を挟みつつ公園遊びを2時間ばかり。キックオフ20分前ぐらいにスタジアム入りして、遊具に夢中すぎて昼食がおろそかになっていた(そして案の定お腹を空かせた)子供らにパンやお菓子を食べさせているうちに試合開始。案の定というかフワッとした観戦スタイルになってしまったけれど、試合内容はそれ以上にフワッとしてしまっていた。

再三繰り返したプレゼントパスからのピンチを何とか凌いだことで潮目が変わったこともあり、立て続けの得点。前半だけで4得点はできすぎな感もあるけれど、町野修斗がいよいよ頼れるエースとして覚醒しつつあるのは兎も角も好材料ではある。ただ、今日に関しては正直、勝ちに不思議の勝ちありという感じで、CBのところでバタバタしてしまう悪癖がなかなか抜けないのが気がかりだったりもする。まあ、こればかりは一朝一夕にどうにかなるものでもないと思うので、新たな底上げを期待したいところではあるけれど。

町野を早めに代えて、鈴木章斗を長い時間プレーさせられたことは今後に活きてきそうな気はしている。まだちょっと駆け引きとかジャンプのタイミングとか改善の余地はありそうだけれど、センターフォワードとして十分なポテンシャルは感じられるので、実戦経験を積ませるのが今は第一というか。

何であれ、今季ホーム初勝利はスコアだけなら文句なしの圧勝で挙げられたわけで、ここから諸々上向くことを願ってやまない。個人的には手拍子メインながら後押しは(子連れの難しさを割り引いて考えれば)ある程度できた自負はあるので、この調子を維持したいところ。

さて、次は雪辱を期してメラメラ燃えているであろう、またしても難敵の本拠に乗り込むことになる。スタジアムに行けるかどうかは現状五分というところだけれど、現地であれDAZN経由であれ思いは一つ。シーズン初の連勝で、我が軍の本気を見せてやりましょう。

福岡2-1湘南

追いつかれた時点で負けに等しい流れになってしまった。

チャンスをうまく生かせないままトーンダウンして、そのまま相手を勢いづかせてしまう展開が多いのも気になる。目指している方向性は間違っていないはずだけれど、神は細部に宿るわけで、わずかなギャップが何とももどかしい。

次戦、ここまで勝ちがないのが逆に不気味な感もあるガンバ大阪を迎えることになった。今日とは逆に、ホームの圧倒的なサポートがあって初めて勝利を手繰り寄せる、綱渡りの一戦になることと思う。個人的には今季初参戦、子連れ&友人同行の7Gではあるけれど、後悔の残らないよう全力で後押ししたい。

湘南0-2京都

せわしない戦いになった。

前半は速攻が目的化してしまった嫌いがあって、互いに攻めあぐねた。後半からは相手の方が明確に目的を持って仕掛けてきたのもあるけれど、ちょっといただけない拙攻の連続で万事休す。自滅という表現がよく似合う敗戦となってしまった。

結果論ではあるけれど、ハーフタイムに交代の一手(タリク→山下で高さを出して約束事を整理するとか)が打てていればまた違ったのだろうけれど、終わってしまったことは仕方ない。最後に振り返ったとき、今日のゲームがシーズンワーストだったと思えるぐらいでないと上を目指してはいけないだろう。

平岡大陽がいよいよ覚醒しつつあるとか、山下敬大の戦術理解度が上がってきているように見えるとか、得るものもあったと思うので、次に繋げていくしかない。

これで勝敗は±0になったけれど、次節で正の方向に向かうか負の方向に向かうかでは雲泥の差があるだろう。とにかく愚直にやりきるしかない。日々の積み重ねがうまくいくことを祈りつつ来週を待ちたい。

川崎1-1湘南

まさに痛み分けという感があった。

返す返すも前半いい流れの中で決めきれなかったのが惜しまれるけれど、上昇気流に乗れる下地は整ってきたかなと思う。

幸い新戦力・復帰組がクオリティを底上げする好循環ができているので、切り替えやすさはあるのかなとも思える。

ここで足踏みをしないのが強いチームの条件になる。しっかり積み上げていきましょう。

湘南2-2横浜FC

前半は一つの理想形が垣間見えたように思った。しっかりとプレスがハマり、最後方からの飛び出しもガンガン決まり、裏返されても新加入の小野瀬を中心に気の利いた顔出しでしっかりケア。このままいけば勝利は堅いと確信していたのだけれど、なかなか試合を通じて強度を保つのは簡単ではないようで、何というか残念な結果に。

本当に強いチームは悪いなりに勝ち点を積んでいけるもので、まあチャンスを落ち着いて沈める強かさが足りなかったのが全てという感がある。

次の川崎も、昨季はダブルを達成したとは言っても難敵であることは間違いない。しっかり地に足をつけて、また地道に積み重ねていきましょう。

鳥栖1-5湘南

うおおおおお首位!!!

まあVARに救われたところで相手の隙をうまく突けたとか、運もあるのであまり楽観しすぎは良くない。特に守備はまだまだ改善点も多そうだし。

それはともかく、本当の意味で湘南圧勝、実に素晴らしい。この勢いをしっかり後に繋げていきましょうね。

.WEリーグを観てきた

家族3人で。

先のW杯以来、娘のサッカー熱が冷めない。加えて、寝かしつけに話している即興創作童話のストーリー中では岩清水梓がスーパーヒーローみたいになっていて、一度は生で観たいという話になっていた。年も明けて今日、ようやく実現の運びとなった。個人的にもまあまあ長いサッカーファン歴の中で初めての女子サッカー生観戦ということになった。

日テレ・東京ヴェルディベレーザvsマイナビ仙台レディースの一戦、正午から会場内のイベントを楽しんだりした後、まずまずの席を確保していざ観戦。

愛息と入場の岩清水梓、控え目に言ってスーパーかっこいい

TV観戦だとどうしても男子比でスピード感やパワーが物足りないような印象があったのだけれど、生(しかもピッチの近い西が丘)だとやはり迫力があって面白く感じた。

試合はスコアレスドロー。勝利時限定のサインボール投げ入れが実現しなくて娘はちょっと残念そうではあったけれど、総じて楽しめた様子だった。

春からはサッカーを習わせる方向で話が進んでいる。果たして憧れのお姉さんたちと肩を並べる日はやってくるか。暖かく見守りたい。

カタールW杯雑感

まだ大会は終わっていないけれど。

個人的にはドイツ大会以来の、日本戦すべてをリアルタイム視聴した大会だった。

ベスト16の壁は越えられなかったけれど、森保ジャパンの戦いぶりは間違いなく期待以上のものだった。ただ、やはり贔屓チームから選ばれた選手が出場機会ゼロに終わってしまうと、肩すかしというか消化不良感が否めない。まあ、この悔しさをバネに、彼も我々もさらなる高みを目指していくしかないか。

次回からはレギュレーションの大幅変更などもあってまた違った楽しみ方になるのかなとも思うけれど、地球の反対側で開かれる大会だけに(ちゃんと就業できていたら)今回よりもリアタイがきつくなりそうではある。まあ、次は録画も駆使しつつ親子で楽しむかな。

ともあれ、代表の皆さんお疲れ様でした。胸を張って帰ってきてください。

日本代表 カタールW杯決勝トーナメント進出に寄せて

どの試合も簡単ではなかった。

特にスペインは守備のオートマティズムが尋常でない完成度で、前半終盤からのやや中だるみした感じがなかったら逆転は難しかったと思う。それでも予期せぬことが起こるのがサッカーの面白さで、とにかく勝ち上がりが決まったことを喜びたい。

ここからは、前人未到の領域へと進んでいくための闘いになる。26人全員が死力を尽くす必要があるし、その中には町野修斗の活躍も含まれているはず。秘密兵器を秘密のままで終わらせる愚将は日本にいないはず。さあ、面目躍如といこうじゃないですか。

スペイン戦終了後に起きてきた娘、一緒に観たコスタリカ戦あたりからサッカー熱が高まっているらしくユニフォームをねだられたりして嬉しい悲鳴というか何というか。とりあえずいいボールを買ってきて蹴るあたりから着手してみたい。

町野修斗 カタールW杯日本代表選出に寄せて

ついにこの時が来た。

いつだって全力で取り組んできた。

得点ランクでは堂々のJ1リーグ2位。そのゴールでたくさんの喜びをもたらしてくれたけれど、その陰でたくさんの試練を乗り越えてきたことを我々サポーターは知っている。血のにじむような努力がこうして報われたことが、ただひたすらに嬉しい。

中山雄太の負傷離脱は一サッカーファンとして心から残念に思っていただけに、手放しでは喜べない。それでも、マチなら必ず代表の力になれると、自信と誇りを持って送り出したい。

まだまだ越えないといけない壁は多い。本番で出番が巡ってくるかどうかもわからない。それでも、今、確かに湘南ベルマーレの歴史に、新たな1ページが刻まれた事実は揺るがない。

マチ、どうか君らしく、気負わず堂々と戦ってきてほしい。世界を相手に暴れてこい。そして、願わくは来季も湘南戦士としてさらなる飛躍を。