『シン・ゴジラ』を観た

今さらながらアマプラで。

小学生の頃、ゴジラが大好きだった。

キングギドラあたりからハマり、本を買ってもらったりTVの番組とかもマメにチェックしたり。当時は色々条件が合わなくて旧作は観られなかったけれど、本を熟読した結果、一通りあらすじが空で言えるぐらいだった。

そんなノスタルジーを抱きつつ、悪い評判をまったく聞かない今作はなぜか今まで観ないままだった。劇場公開時に娘が乳児期で大変だったとか諸々事情はあったのだけれど、やっぱり酒の肴程度の観方ではいけないという妙な使命感みたいなものがあって、期が熟するのを待っていた感じだった。そして今日。娘を幼稚園に送り届け、昼食も済ませて、歯医者に出るまでの時間が3時間弱。久方ぶりの完全な自由時間、このタイミングしかないと思ってFire TVを立ち上げた。

抱いていたノスタルジーは見事に打ち砕かれた。本当に、ただの一つとして作り物臭さがないのだ。思い出の中のゴジラは、それこそ空を飛ぶときのピアノ線をはじめとする特撮ならではの道具立てがあって、そのへんはそういうものと割り切りながら楽しむものと相場が決まっていたのに。まあ、最近の戦隊シリーズとかチラ見するだけでも技術の進歩は目覚ましいのだけれど、ここまでとは、と唸らずにいられなかった。

音質の問題もあって、細かいセリフの伏線とかはあまり気にせず、純粋にアクションを楽しむ格好になったのだけれど、とても良かった。いずれ観直したい映画リストに入れておこう。

今頃になってお勧めしたところで、弊ブログをお読みの各位におかれましてはとっくに履修済みだろうとは拝察されますけれども、もし未見なら是非とも。アマプラなら無料ですよ。まったくすごい時代だ。

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