湘南1-2柏

順当負けという感じだった。

相手はとにかく結果が欲しいところで、開き直ってカウンターに徹していた。町野対策もほぼ完璧で、細かい癖まで叩き込んで臨んでこられた印象がある。こうなると途端に手が出なくなるのが今季一番もどかしく感じるあたりで、まあ台所事情が苦しいのは確かにそうではあるけれど、ここで次々にフレッシュな戦力が台頭してくるぐらいでないと、上を目指すという目標設定も絵空事に映ってしまう。

もっとも、現状期待した成長速度には達していないかもしれないけれど、若手がところどころに光るものを見せつつあるのは前向きになれる数少ない要素かもしれない。ここを乗り切った先には明るい未来が待っている、と信じるぐらいしかできることがないという話でもあるけれど。

七夕ユニフォームに関しては、もうジンクス的なことで言えば勝ち点と引き換えにいくばくかの現金を手に入れる方策ぐらいにしか思えなくなっているので、今年も買わないことで静かな意思表示としたい(買えないとは言わない)。

それにしても、細谷真大の決勝ゴールは敵ながらあっぱれだった。あれで負けたならまだ切り替えはしやすいはず。くれぐれも引きずらずに、次こそは勝利を。