湘南2-1川崎

魂が震えるような一戦だった。

攻めてはテンポ良く繋ぎ、守ってはしっかり締めて、たった一つの失点シーンを除けばパーフェクトにやり切ったと思う。

とにかく身体を張った守備が光った。向こうも負けじと守ってきたけれど、最後の執念で勝ってのシーズンダブル。完璧と言うほかない。

またすぐ次の試合がやってくるけれど、この勢いを必ず活かしていかないといけない。

さあ、雪辱を果たすときはすぐそこだ。

湘南1-1鹿島

らしさは戻ってきた。

攻守に粘り強く、唯一の失点シーンは圧巻の個人技でほぼノーチャンスだったことを考えると、確実に上昇気流に乗れた感はある。

兎にも角にも、岡本拓也の復帰が大きい。あまり経験のない右CBからのスタートではあったけれど、後ろから効果的なボールを幾度となく供給できていたし、機を見た上がりのセンスは全然錆び付いていなくて、さすがと言うほかなかった。

3ポイントの欲しい試合展開だったことは否めないけれど、終盤守り切った経験をポジティブな方向に活かしていくしかない。次節、雪辱に燃えているであろうディフェンディングチャンピオンを迎えることになるけれど、継続は力なりを体現していく以外ない。

さあ、次も引き続き、心踊るような戦いを。

湘南1-5札幌

悪夢のような敗戦だった。

攻めては突っかけられてチャンスを作り出され、守っては詰めきれずにいいシュートを続々決められて、なすすべなく0-3で折り返し。前半終了の時点で観戦をやめようという考えが頭をよぎったのは今季初めてのことだった。

新戦力が結果を残しだしてはいるけれど、トータルスコアで上回れなければ意味がない。サイド攻撃に拘泥するわりにこじ開けるアイディアが不足している感があるし、連勝中には当たり前のように出せていたはずのチームのまとまりが見られなくなっているのも気になる。

エース町野の負傷交代も暗雲が立ち込める一因になっているけれど、言い訳を探していても仕方ない。

6ポイントマッチで大敗という結果は結果として真摯に受け止めて、初心に返ってやっていくしかない。ここから上位との連戦になるけれど、優勝争いを引っかき回すぐらいの執念を見せなければ先はない。

今一度、愚直にやりきる覚悟を。

軽井沢旅行に行ってきた

家族3人+義両親で月初に。

コロナの感染状況がやべぇ情勢なのでちょっと不安はあった(現に実家の母には反対された)けれど、実際行ってみたらどこも近所のショッピングセンターとかより人出が少なくて、快適に回ることができた。

練馬区民の常で、個人的には小中学校の宿泊行事だけで2回(小学校の移動教室と中学校のスキー教室)軽井沢を訪れたことがあり、加えて高校時代には友人らと弾丸ツアーで行ったりもしたのだけれど、軽井沢駅の周辺を回るのはよく考えたら初めての経験だった。

義両親と妻は軽井沢自体が初めてとのことで、娘に至っては義実家以外に泊まりで行くのがそもそも初。初めて尽くしの旅行となった。

初日は昼に軽井沢駅で義両親と合流、アウトレットを回って、少し離れたトンカツ屋で夕食。

カツカレーをチョイス

2日目はBon Okawaチョコレートファクトリーでお土産を買い込み、再びアウトレット内で信州そばを食べて、またお土産を買い、夕食は洋食レストランで。

昼は蕎麦
夜は洋食

3日目は昼食にパスタを食べて(写真撮り忘れた)最後にもいっちょアウトレットを回り、15時ちょうどの新幹線で東京へ。

……という具合で、車社会の軽井沢にあって徒歩圏内しか行かない(娘なんかアウトレット内のプレーパークで初日2時間弱、2日目3時間遊んでいたぐらい)きわめてコンパクトな旅になったけれど、義両親もいいリフレッシュになったようだし、何より娘がおじいちゃんおばあちゃんと一緒でずっとニコニコだったので本当に良かった。

まだまだコロナがどうなるか読めないけれど、また遠からずこんな機会を作れればと思う。

磐田1-0湘南

執念で負けた。

代表組は疲れがあるなりに精一杯を見せていた。いつもよりミスが出るのは仕方ないこととして、取り戻す気合いはちゃんと見せられていたし、攻撃のアイディアも豊富に出せていた。ただ一つ、執念で上回られてしまった、その結果の失点であり敗戦だったと思う。

再び苦しい立ち位置に逆戻りしてしまったけれど、今一度、らしさを出すためのベストを追求していくしかない。まずは立て続けにやってくる6ポイントマッチ、次節は必ずや前半戦の雪辱を。

湘南0-0福岡

E-1選手権の日本代表に3人が選出される吉報が届いて数日。勢いそのままに行きたいところではあったけれど、なかなか難しいゲームになった。

特に前半はこぼれ球をことごとく拾われ(前とか本当に嫌なところにいて脅威だった)、90分を通じて得点の匂いがしていたのは圧倒的に相手の方だった。正直、展開を考えると引き分けでも御の字という感があった。

ただ、新加入の阿部浩之と中野嘉大がいずれも即戦力になっていて、大いに期待を抱かせてくれたのは光明だった。このチームにこの時期に途中加入ということは、やはりそれだけのことはあるというか。

とはいえ攻撃のアイディアはもう少し、あと一工夫。落とせない戦いが続いていくけれど、何としても意地を見せたいところ。引き続き愚直にやっていきましょう。

広島1-1湘南

今節も熱戦だった。

相手は前節から9人を入れ替える大胆なターンオーバー、若手主体ではあったもののギラギラしたものがあったし、後半途中からは完全に走り負けていたし、引き分けで御の字という感じだった。まあ、致し方なし。むしろシーズン序盤の出来なら押し切られていただろうし、そういう意味では確かな成長を感じられたのを良しとすべきだろう。

次からは順位の近い相手との対戦が続く。引き続き負けられないし、確実に勝ち点を積み上げていかなければならない。連戦の疲れをうまく癒して、次もまた全力で。

湘南1-0G大阪

得点は半ばアクシデントのような形だった。

J1デビューのGK馬渡が足を吊り、退場者も出すなど、まさしく満身創痍。それでも死力を尽くしてもぎ取った勝ち点3だった。順位もじわじわとステップアップで、いよいよ見える景色が変わってきた。

次も好調の相手だけれど、今のベルマーレならどことでも堂々やり合える期待感がある。さあ、まだまだまくっていきましょう。

湘南0-0名古屋

息つく間もないほどの熱戦だった。カウンターの応酬は客観的に見て凄みがあったし、前回はスコア以上に完敗だった相手を、あと少しで仕留められそうなところまで持っていけた。

ただ、ゴール前で攻め急いだり、逆にちょっと持ちすぎてこじ開けられなかったり、今日に関してはフィニッシュの最適解を導き出せなかったのが惜しいところだった。

ともあれ、つまらないミスが劇的に減って、堂々とした戦いを見せられるようになってきたのは兎も角も好材料だと思う。次は前回の雪辱に燃えているであろう相手だけれど、この際関係ない。しっかり叩いて再び連勝モードに入っていこう。

京都0-1湘南

すさまじい熱戦だった。とにかく球際が激しい。互いに細かいミスこそあれ、最後の局面でやらせない。唯一のゴールは本当にわずかなずれを突いてもぎ取ったもので、かろうじて、という感じだった。

ともあれ、連勝という最高の形で折り返しの一戦を制することができた。降格圏もついに脱出。のみならず、中位の背中も見えてきた。大エースに成長した町野が得点ランク2位まで浮上してきたのも目を引く。

こういういい雰囲気を維持できるかがシーズンの行方を占う。さあ、気を引き締め直して、次も必ず勝とう。